東専各 新春会員交流会

東京都専修学校各種学校協会(東専各)の平成30年新春会員交流会が1月31日、京王プラザホテルであり、招待されましたので、久しぶりに出席させていただきました。

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私が出席したのは13年ぶりのことで、その間、お目にかからなかった専門学校関係者の方と久しぶりに挨拶を交わす機会もありました。いろいろな方々と懇談でき、有意義な時間を過ごすことができました。

山中祥弘会長は、挨拶の中で、平成30年度の東京都予算で、都内の専門学校の職業実践専門課程に対して経常費助成2億円が計上されたことを紹介し、専門学校にとって画期的なことであり、助成がされることは責任を伴うことになり、いっそう教育の質の維持向上を図っていかなければならない、と述べられました。

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そのあと小池百合子東京都知事も挨拶に見えられ、専門学校が専門的な職業人育成に貢献されていることを述べられました。

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東京都が職業実践専門課程に対してごく僅かとはいえ経常費助成の道を開いたことは、これまで大学・短大に対しては国の経常費助成があっても、専門学校にはないという差別がされてきただけに、評価できます。今後は、増額を図っていくとともに、東京都以外の道府県でも経常費助成が行われるように、全専各連(全国専修学校各種学校総連合会)は、国や各都道府県にも働きかけていく必要があります。
来年度予算で東京都が職業実践専門課程に対する経常費助成をすることになるとの話は、内々にうかがっていましたが、専門学校の社会的地位の向上にもつながるだけに、よい話でした。

会の前には、「専修学校各種学校の現状と展望」研修会があり、東京都教育庁教育監・出張吉訓氏の講演「専修学校等に期待すること」にも出席してきました。

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講演の内容は、都立高校の現状と課題を話されたあと、都立高校のキャリア教育を紹介し、2016年度から全都立高校で実施されている「人間と社会」の内容と、専門学校と連携した取り組みを紹介したものでした。専門学校と連携した取り組みとしては、(1)教員への理解促進の取り組みとして、教員に対する専門学校セミナーの開催を3年前から始めたこと、多摩高進では見学会や説明会の開催をしていること、(2)生徒への理解促進の取り組みとして、都立青井高校では専門学校コンソーシアムTokyoと連携して模擬授業体験の取り組みをしていること、多摩地区では多摩高進と多摩地区の専門学校が連携して「専門学校チャレンジプログラム」を実施していることを紹介し、今後も専門学校に期待していることを話されました。
都立高校教員の専門学校に対する理解は全体としてはきわめて不十分な状態にあります。それゆえ、教員への理解促進のためには、教育庁が教員の進路指導・キャリア教育に対する研修出張を積極的に認めていかないと実質を伴わないことになりかねないと思っています。そんなことを感じながら、この講演を聴きました。

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