キャリア・カウンセリング

大学のキャンパスは秋から冬にかわりつつあります。まだモミジなどの紅葉がみられる一方で、葉をほとんど散らし、枝だけを空にさらしている木も少なくありません。学生たちの服装もコート姿が多くなりました。

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今週の「生徒指導及び進路指導」の授業は、キャリア・カウンセリング(進路相談)を中心に講義をし、授業の後半には学生に担任役・生徒役・評価者の3人1組になってロールプレイングをしました。

講義では、キャリア・カウンセリングの意義と役割、キャリア・カウンセリングで取り扱われる内容、用意すべき資料、基本的技術について説明しました。キャリア・カウンセリングにあたっては、普段から生徒との信頼関係(ラ・ポール)を構築することの大切さを強調しておきました。また、効果的な面接技法として、視線を向ける、うなずく・相づちをうつ、共感的な言葉を返す、指示する、話の要点を繰り返すことを紹介しました。

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ロールプレイングは、進学することを決めたものの、興味がありすぎて方向が決まらない生徒(高校1年生)という場面設定で、行いました。

学生たちの感想には、次のようなものがありました。
(担任役)
・ロールプレイングはとても難しいなと感じた。先生が生徒の視線に会わせ、適切な表現をすることがどれ だけ大切か、と改めて感じることができた。生徒の日頃の態度を適切に観察する必要性を感じた。
(生徒役)
・今回自分たちは、興味を持つ分野に対してどう考えていくべきなのかを言葉を選んだうえで生徒を活かせる答えを導いてくれる力量を持たないといけないと思った。
・担任の先生はいろいろ考えることが多くて大変だと感じた。私は生徒役であったが、担任の立場で物事を考えたら、いろいろな方面からアドバイスしないといけないと感じた。
(評価者)
・生徒の特性や性格を見ながら方向付けをする難しさを感じました。自分の言葉ひとつで、その子の将来が決まってしまう部分もあるので、普段から信頼関係や生徒を見ていかなければいけないと強く感じました。
・せいとにとってさいぜんのせんたくをあたえるために、せんせいはつねにせいとのちょうしょやたんしょをみつけるために目を配らないといけないなと思いました。先生にとって、仲が良い生徒であったり、あまり先生と関わらないタイプの生徒であった場合に、対応を変えていかなければならないと思いました。先生の言葉遣いや仕草というのは生徒を変えてしまうと思うので、少し慎重にならなければいけないなと思いました。

キャリア・カウンセリングでの教員の言葉が生徒に大きな影響を与えることがあります。それだけに、言葉を撰んでアドバイスをすることが求められます。今回のロールプレイングの体験を教職に就いたときに活かしてもらえることを期待しています。

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