朝日社説「教育の「中立」 自民党は調査をやめよ」

朝日新聞の社説に「教育の「中立」 自民党は調査をやめよ」が掲載されました(『朝日新聞』7月12日付朝刊)。

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『朝日新聞』7月12日付朝刊

自民党の文部科学部会が、学校現場で「政治的中立を逸脱するような不適切な事例」を密告するようにホームページで募っていることについて、自民党の調査は、「現に生じている政治問題を取り上げようと工夫する先生」の取り組みへのブレーキとなり、「子どもたちが政治問題への理解を深める機会を奪いかねない」とし、また、何が「政治的中立」かは人によって違うのに、「与党が独自に判断し、都合よい価値観だけを子どもたちに押しつけるようでは、多様な視点や意見への芽を摘むことになる」とし、ホームページは「偏向した教育が行われることで、生徒の多面的多角的な視点を失わせてしまう恐れがある」とするが、「自民党はそれをそっくり自らへの指摘として受け止めるべきだ」と批判しています。

まさにその通りで、私もこのブログで自民党の調査を批判しましたが、自民党は直ちに密告フォームを閉鎖し、調査を取りやめるべきです。社説が言うように、「自由な考えと言葉を育むべき教育の現場を、息苦しさを自重する場にしてはな」りません。

この社説を書かれた論説兼編集委員の氏岡真弓さんは、自身のTwitterで、「教え子を戦場に送るな、安保反対…。自党に反対の主張は偏向とする、その姿勢こそ偏っていませんか。」と述べていますが、さまざま意見が自由に行き交う空間に学校をしていかなくてはなりません。

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