三鷹の一日

アクセスカウンタ

zoom RSS 体罰を考える

<<   作成日時 : 2017/04/25 23:28   >>

トラックバック 0 / コメント 0

大学のキャンパスは新緑の季節となり、若葉が青い空に映えてきれいでした。

画像


「生徒指導及び進路指導」の授業は「体罰問題」をテーマに、大阪市立桜宮高校での体罰事件や、体罰事件をめぐる判例、体罰の実態、日本体育大学での学生アンケート結果と「学校・部活動における重大事故・事件から学ぶ研修会」を報じた新聞記事などをもとに考え、そのあと、グループで学校における体罰や暴力などの行為で感じることや、体罰をなくすためには何が必要なのかを話し合ってもらいました。

画像


受講者10名のアンケートでは、@「自分が体罰や暴力を受けたことがあった」学生は2名、A「他者が体罰や暴力を受けているところを見たことがあった」は2名、B「実際に見たことはないが、体罰や暴力があるという噂を聞いたことがあった」学生は3名、C「体罰や暴力を受けたことも、見たことも、噂を聞いたこともなかった」は4名でした。
@ABを回答した6名のうち5名は、「クラブ活動」中に、「クラブ活動の内部の指導者」によって、「殴る、蹴る、物で叩く等の暴力」があった、と回答しています。

学校における体罰や暴力について感じることを書いてもらったところ、「暴力で恐怖を植え付けてしまったら、生徒にとって学校が恐怖になり、トラウマになってしまうと思う」、「力で生徒を押さえつけても、誰もプラスになることがない。…生徒の成長過程において精神的にも肉体的にも体罰、暴力は不要なものであると思う」など、体罰に否定的な受け止め方をしている学生が大半でした。しかし、ある野球部出身の学生は、野球の名門校であり、体罰で「強くなるんだったらやられていいくらいの覚悟があったので、別に何も思いませんでした」と書いていました。

学校から体罰をなくすには何が必要なのかをグループで話し合いましたが、「言葉」「意識改革」「コミュニケーション」などの言葉が出てきていました。
ただアンケートでは2名の学生が、「言うことを聞かない生徒に多少くらいはいいのではないかと思う」、「やり過ぎはダメだけど、少しはありなんじゃないか」と、体罰を容認する意見も書かれていました。その1人は先ほどの野球部出身の学生でした。

日本体育大学で昨年11月から今年の1月にかけて3回にわたり「学校・部活動における重大事件・事故から学ぶ研修会」が開かれたことを新聞記事をもとに紹介しました。「二度と、日体大の卒業生から加害者を出さない」という強い思いで始められた研修会で、一般にも公開されたので、私も研修会に参加したことがあります。
教員を目指す学生たちには、もう一度この記事を読み、体罰しない、加害者にならない教員になってもらいたいと思っています。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
体罰を考える 三鷹の一日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる