新共通テスト緊急シンポジウム

新共通テストの2020年度からの実施を止めよう緊急シンポジウムが10月13日、東京大学で行われ、参加してきました。

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シンポジウムでは、中村高康さんが大学入試改革について総括的な問題点をはなされ、特に新共通テストで民間英語試験、国語・数学で記述式問題が導入されることによって、異なる民間試験を受けても比較できない、障がいのある受験生への配慮が不十分、経済格差や地域格差への配慮がない、記述問題の採点者にアルバイト学生も可とするなど、試験の公平・公正性がそこなわれ、全国高等学校長協会の調査でも延期が69%を占めており、2020年度の導入は踏みとどまるべきだと主張しました。

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次いで紅野謙介さん、阿部公彦さん、大澤裕一さんが、国語、英語、数学それぞれの記述式問題や民間試験の導入の問題点をのべられ、松本さんが高校教員の立場から現場の状況を話されました。
それを受けて、大内裕和さんがコーディネーターとなり、フロアからの意見も交えて、意見交換が行われました。
フロアからは高校生の、英検を受けるのかGTECを受けるのか迷っている、入試のためというより民間試験のために英語を勉強するような形になっているなどの意見が表明されました。

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シンポジウムの中で大内さんは、大学入試改革は、大学の教育内容をコントロールすることを入試でやろうとしているのではないか、戦後築いてきた平等への攻撃として、民間試験の導入によって結果的に経済格差、地域格差を進めようとしているのではないか、という発言が印象に残りました。

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