都庁前の公園で花見会

『東京新聞』4月5日付朝刊に「『自粛』に異論 都庁前の公園で花見会」「反原発ソング 響く」という見出しの記事がありました。

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『東京新聞』4月5日付朝刊

「東京都は、管理する公園で花見などの宴会自粛を求めている。東日本大震災の被災地への配慮や、計画停電の混乱を避けるためという。公園入り口には自粛要請の看板まで掲げるが、そんな行政の姿勢に異論も多い。都庁のおひざ元の『新宿中央公園』では3日夜、抗議の気持ちも込めた花見会が催された。」

映画評論家の町山智浩さんらが、都の自粛要請に反発してツイッターで「はなみしよう」とつぶやいたのがきっかけで、人気ロック歌手の故忌野清志郎の反原発ソングを一緒に歌おうという提案も加わり、300人を超える花見客が集まったということです。

自粛したい人は自粛すればよいし、私は上から強制されるべきものではないと思っています。この時期に花見をするのは「不謹慎」というかたちで、社会の雰囲気がつくられていく方が怖いと思っています。

岩手県二戸市の日本酒の蔵元「南部美人」の専務・久慈浩介さんが、「花見を自粛しないで被災地の酒を消費してください」と呼びかけた映像を動画サイトで公開し、反響を呼んでいます。
久慈さんの蔵元も地震で、建物や古い蔵の一部に被害が出ましたが、酒造りに大きな影響はありませんでした。しかし、震災で売り上げが落ち込んでいることに加え、首都圏を中心に花見や宴会、イベントを自粛する動きが相次いでいることに危機感を抱いて、メッセージを動画サイトで公開したものです。
久慈さんは、「このままでは、岩手は経済的な二次被害を受けてしまいます。自粛するより、お花見をしていただくほうがありがたいです」と話し、特産の酒や農作物の消費を通じた被災地への支援を呼びかけています。

この呼びかけをしたたかな宣伝とみる人もいないわけではありませんが、自粛により消費が落ち込み、企業の生産も落ち込み、税収も落ち込むという負の連鎖がつくられていくよりは、それぞれが被災地に思いを寄せながら桜を楽しむことの方がいいのではないかと思っています。

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