高校生が見た被災地の今

第6回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディーツアー写真展「高校生が見た被災地の今」が、今日から11月27日まで、新宿のオリンパスギャラリー東京で開かれています。

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3.11当時小学生であった高校生たちが、民泊をしながら、被災者と出会い、被災地を見るなかで、何を感じたのか、一人ひとりが真摯に向き合った姿が、展示されている写真と文章に見ることができました。

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岩手県盛岡で東日本大震災を経験し、今は神奈川県に住む参加した高校生の1人、宮島梧子さんは、被災して間もない沿岸部の光景を今も鮮明に覚えているとのこと。その宮島さんは、「久しぶりに東北を訪れることで、時が経つにつれて薄れていく震災に対する意識や記憶と向き合いたいと考えた。しかし、東北で感じたのは、それぞれの場所で、それぞれの人に流れる、今という時間と、かけがえのない命の重みだった。」と綴っていました。

印象に残った写真の1つは、NPO法人桜ライン311が植樹した桜の前で佐藤一男さんの説明を聞く高校生たちの写真。
写真の説明には、「語り継ぐ」との題で、「桜ライン311は、津波の到達点にそって桜を植樹し、震災の教訓を次世代へと伝える取り組みを続けてきた。来年の春も、満開の桜の下で、大人たちは子どもたちにこう語りかけるのだろう。「地震が起きたら必ず、この桜よりも上に逃げなさい」と。」とあった。

東北スタディーツアー.jpg安田菜津紀ツィツターより

3.11から8年が経ち、震災の記憶が人々から薄れてきています。東北を訪れた高校生たちから、私たちも学ばなければいけないように感じました。

高校生たちのレポートは、https://d4p.world/reports/1926/から読むことができます。

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