吾妻山菜の花ウォッチングとスタンプラリー

朝日新聞に神奈川県二宮町にある吾妻山公園の菜の花が例年より早く満開になつたという記事を見て、行ってみたいと思っていたところ、駅からハイキングが催されていることを知り、朝から晴れ上がった成人の日、二宮の町を歩いてきました。

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二宮駅前の広場には、観光案内所をはじめ地元の特産品を販売するテントが立ち並び、混雑していました。

役場口の急な階段を上り吾妻山を目指します。約300段の階段を上りきったところには、水仙の花が群生していてきれいでした。後ろには相模湾が日の光に映えてまぶしく輝いていました。

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136.2mの頂上からは、雪におおわれた富士山を、ちょうど満開になった黄色い菜の花越しに眺めることができました。多くの人が写真を撮っていました。

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私がここに来たのは3回目になりますが、昨年は雲に隠れて富士山を見ることはできませんでした。今日は菜の花も見頃になっていて、富士もみることができて、妻も喜んでいました。

頂上から少し下ったところに弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)を祀った吾妻神社があり、お参りしました。縁結びの神様として知られているそうですが、私たちは先を急ぎ、川匂神社へ向かいました。

川匂神社は、「相模国二之宮」として1000年以上の歴史を持ち、延喜式にも記録が残っているという神社で、社殿も風格がありました。

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ふたみ記念館は、洋画家・二見利節(ふたみとしとき)の作品や資料を展示している美術館。ここではボランティアの人たちが観光客を接待していて、お茶とみかんをいただくことができました。

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ここから二宮果樹公園までは、トンネルの中を通ったり、東海道新幹線をくぐったりしながら二宮のまちを歩きました。生涯学習センターの建物の前では、成人式があるためか、振り袖姿の人たちをみることができました。

二宮果樹公園は神奈川県園芸試験場があったところで、たまたま出会った神奈川県の農業関係に勤めていたという男性が、ここの山形県出身の試験場長が、「菊水」という新品種の梨をつくり、それがもとになって「幸水」や「豊水」が作られるようになったという話をしてくれました。ここには「菊水」の原木があるということでした。

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この果樹公園には、梨、ぶどう、柿が栽培されているということでした。ここで小休止しました。

徳富蘇峰記念館。前からなぜここに徳富蘇峰の記念館があるのか、気になっていましたが、蘇峰の晩年に秘書を務めた塩崎彦市が、ここに住んでいて、蘇峰から託された膨大な資料や蔵書、書簡などを展示するために建てたのが、この記念館ということでした。蘇峰は、塩崎邸を「蘇峰堂」と名づけ、生前は何度も訪れていたということです。

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現在は、2019年特別展として「日本スポーツ界を彩った先人」展が行われていて、金栗四三、前畑秀子、嘉納治五郎、大隈重信、三島弥太郎らの書簡が展示されていました。
梅園もありましたが、まだ時期が早く、花はほとんど咲いていませんでした。

二宮駅南口駅前に立つ「ガラスのうさぎ像」。太平洋戦争終結直前の1945年8月5日、二宮駅周辺が米軍機の機銃掃射に遭い、このとき目の前で父を失った12歳の少女が、悲しみを乗り越えけなげに生きていく姿を綴った高木敏子の「ガラスのうさぎ」。映画にもなりましたが、この出来事を後世に伝えるため、町民の募金により1981年に建てられたのが、この像だということです。

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観光案内所に戻り、スタンプラリーの景品をいただき、二宮の町の散歩を終えました。徒歩約10Km、所要時間4時間20分でした。

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