『GUIDEPOST専門学校』

進学相談会などを事業としている株式会社ツートップが進学相談会で高校生に配布している情報誌『GUIDEPOST専門学校』のお手伝いをしましたが、その情報誌ができあがり、送られてきました。

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私が関わったのは、専門学校に関する説明部分です。
「専修学校・各種学校・無認可校の違い」では、専修学校、職業実践専門課程、専門士・高度専門士の称号、各種学校、無認可校について説明をしました。
「専門学校卒業生の就職状況」では、専門学校卒の就職状況、企業が専門学校生を採用する理由、専門学校卒業説の将来について説明しました。
「専門学校選択のチェック・ポイント」では、(1)専門学校か各種学校・無認可校かを確認する、(2)設置課程、募集学科・募集定員を確認する、(3)カリキュラムと授業時間数を確認する、(4)教員の構成を確認する、(5)教育施設・設備を確認する、(6)取得できる資格を確認する、(7)就職指導・就職状況を確認する、(8)学費・諸経費を確認する、(9)入学選考方法を確認する、(10)キャンパスライフを調べる、(11)学校評価をしているか確認する、の11こうもくについて解説しました。
「学校見学について」では、学校見学のチェックポイントを解説しました。
「専門職大学について」では、2019年4月から開設されることになった新しい学校種である専門職大学・について解説しました。

最後の専門職大学については、次のように解説しました。

専門職大学は、2017年5月に学校教育法の一部改正が成立し、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関として創設され、2019年4月から開設されることになりました。大学の制度に新たな教育機関が追加されるのは、1964年に短期大学が創設されて以来55年ぶりとなります。
専門職大学は、「深く専門の学芸を教授研究し、専門性が求められる職業を担うための実践的かつ応用的な能力を展開させることを目的とする」もので、従来の大学と異なり、特定の職業に特化した実践的な職業教育を行う高等教育機関です。企業などと連携して卒業に必要な単位の3~4割以上を長期の企業内実習などで修得させるほか、専任教員の4割以上を実務家教員が担うものとしています。
また、社会人が学びやすい仕組みとするため、課程は4年制で、前期(2~3年)と後期(2~1年)に分けて学ぶこともでき、課程修了者には学位(「学士(専門職)」)が授与されます。社会人が入学する場合は、実務経験に応じて修業年限を短くすることもできます。
専門職大学は専門職業人養成に重要な役割を担う職業教育機関として位置づけられるものです。

みなさんから見ると、専門学校(専修学校専門課程)、専修学校職業実践専門課程、専門職短期大学、専門職大学、短期大学、大学と、進学の選択肢が増えることになります。各学校種の特色、位置づけを理解した上で進学していくことが求められます。

文部科学省は2017年12月、2019年度開設予定の設置認可申請のあった専門職大学13校・専門職短期大学3校を公表しました。専門職大学はITや観光などの成長が見込まれる分野における牽引役を担う人材の育成を目的としていますが、今回認可申請のあった16校の分野を専門学校の分野別でみてみると、工業分野が1校、医療分野が10校、衛生分野が2校、商業実務分野が1校、服飾家政分野が1校、文化教養分野が1校となります。

今後、専門職大学を新設したり、既存の専門学校、とくに職業実践専門課程の中から専門職大学へ衣替えする学校も増えると考えられ、大学などのアカデミックな教育を上に、職業教育を下に見る社会的風潮に風穴を開けることが期待されています。


この情報誌が、専門学校進学を考えている高校生に読んでもらい、進路選択の一助になればうれしいことです。

*問い合わせ先 株式会社ツートップ 03-6780-2102

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