VOICES展

東京新聞Web(2018年3月28日、http://news.line.me/issue/oa-tokyoshimbun/52f7d97eed96?utm_source)で、虐待や貧困、望まない妊娠などの困難を抱え、行き場のない少女らを撮影した写真展「VOICES展」が開かれていること知り3月30日、東京・原宿のデザイン・フェスタ・ギャラリー原宿に見に行ってきました。

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会場には、主催団体のNPO法人BONDプロジェクトの代表・橘ジュンさんが制作している雑誌『VOICES』の表紙を飾った少女たちや、誌面の一部分の写真パネルが展示されていました。路上に座り込み、カメラに顔を向ける少女、何となく不安そうな表情の少女、3.11の被災地にたたずむ少女、…。

代表の橘さんは、2006年頃から、あてもなく街をさまよっている少女たちに声をかけ、彼女たちの声に耳を傾けてきました。お金もなく、行くあてもなく、頼れる人もいない。親による子どもの放棄や恋人の暴力、自傷行為、援助交際、性被害など、苦しみを抱えたながら、家に帰れず、街をさまよう少女たちに、「声をあげていいんだよ」「ひとりじゃないよ」「一緒に考えていこうよ」と、手をさしのべてきました。
2009年に10代、20代の生きづらさをかかえる女の子を支えるNPO法人BONDプロジェクト(http://bondproject.jp/index.html)を設立、彼女たちの今の言葉を伝えたいと、自費で雑誌『VOICES』を制作してきました。
パートナーのカメラマンのKENさんが撮影を担当しました。その写真が会場に展示されていました。

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『VOICES』の紙面の中には「Another Voice」のいうコーナーがあり、BONDプロジェクトに寄せられた少女たちの声がそのまま載せられています。
「期待に応えるために、死に物狂いで休みなんかどうでも良くなって、ココロやカラダが壊れる。その瞬間に、プライドも何もかも失う。保つのはこんなにも苦しいのに、失う時は一瞬で、簡単で、儚くて、全部を失った瞬間、全てが灰色に見える感覚。」
「同じことを他人からされたら、簡単に憎めるのに、それが家族だからってだけで、なんでこんなに苦しいんだろう」

格差社会が深刻化し、貧困状態に置かれた子どもたち。そうした中でさまざまな生きづらさを抱えながら街をさまよっている少女たち。そんなもがいている彼女たちの「今」が伝わってきます。

こうした子どもたちのことをもっと多くの人に知ってもらう必要があると感じました。

会場は私を含め4人だけでした。橘さんは2人の女子学生が話をされていて、私はあいさつだけをしてきました。



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