我孫子散策

大学の授業を終えたあと、天気が良かったので、まだ行ったことのない武者小路実篤邸跡まで散歩を兼ねて歩いて行きました。

我孫子駅南口から市立第4小学校の脇道に入り、住宅街の坂道を下っていくと、根戸船戸緑地の入口に。階段で丘陵地を登ると常緑樹と落葉樹が混ざった雑木林の中を散策路が続いていました。

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緑地の反対側の出口をくだり、その道を上がると、そこに実篤邸跡への道案内板がありました。

武者小路実篤邸跡は、現在は私有地で中に入ることは出来ませんが、実篤はこの地に、1916(大正5)年暮れから18年9月まで住み、日向の「新しき村」に出発するまで、我孫子に住む「白樺派」の志賀直哉、柳宗悦らと家族ぐるみの交流を深め、この家には岸田劉生、有島生馬、梅原龍三郎、長与善郎ら若手芸術家が訪れ、「新しき村」への送別会には50人を超す文化人・芸術家が集まり前途を祝したといわれています。
私が訪れたときには誰もおらずひっそりとしていました。

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この実篤邸跡のとなり、林の中にカフェ「小綬鶏」があり、立ち寄りました。
何組か二人連れのグループが入っていました。ここでは、手作りのランチとケーキをいただくことができますが、私は手作りケーキセットを注文。ケーキは3種類から選べましたが、黒糖の栗のロールケーキとブレンドコーヒーを。ケーキは甘みが抑えられていて優しい味のケーキでした。
窓越しに船戸緑地の森をみることができ、静かに落ち着いてコーヒーを飲むことができました。

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30分ほど「小綬鶏」で休んだあと、根戸船戸緑地の道を戻り、白山古墳公園へ。根戸船戸古墳群は6基あったそうですが、現在は2号古墳のみが保存されています。7世紀末の前方後円墳の変形で、全長22m、高さ1.6m。

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昭和の半ばまでは手賀沼湖畔であったという細い道「ハケの道」を歩き、嘉納後楽農園跡へ。
「ハケの道」を分かれて坂道を上り、住宅街に出た最初の道を左手に曲がり、しばらく行くと右手に説明板がありました。現在は宅地になっていました。
東京高等師範学校の校長を務めた嘉納治五郎は、大正時代、この地に学校を建てるつもりでしたが実現できず、「嘉納後楽農園」を開設しました。嘉納の死後、宅地として分譲されたということです。

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農園跡から、元来た道を戻り、手賀沼湖畔へ。
湖畔の林は、枯れ葉が落ち、色づいていました。手賀沼は、午後の陽を浴びて輝いているところもありました。

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約2時間の散策でしたが、心地よい感じがしました。一度行ってみたかった「小綬鶏」に立ち寄ることができてよかったと思っています。


*「小綬鶏」
 我孫子市船戸2-21-9
 04-7185-8268
 定休日/月曜日・火曜日・金曜日
 営業時間/12時~18時
 月替わりランチは要予約

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