日活芸術学院の閉校

調布市の日活撮影所の中にある映画の学校として、多くの映画人を輩出してきた日活芸術学院が、この3月で38年の歴史に幕を閉じることになりました。『朝日新聞』2月16日付朝刊に「日活芸術学院、38年で幕」という記事が掲載されています。学院の施設の一部は、今後は、日活が連携協力協定を結んだ城西国際大学メディア学部映像芸術コースの実習の場として使われるということです。

日活芸術学院は、1975年、日活が即戦力となる人材を育成するために設立されたもので、映画製作の現場が身近にある撮影所内に学院施設があることが最大の特色でした。
企業が経営する「無認可校」で、専門学校(専修学校専門課程)ではありませんでしたが、母体が日活であり、映画やドラマの制作現場にスタッフや俳優として参加して学ぶ現場実習制度や、在学中に作品を製作する実践的な教育が魅力的な学校でした。
私が専門学校担当であったときに、多摩高進の学校見学会で、多摩川べりにある学院を見学したことがあります。撮影所も見学しましたが、実際の撮影現場の中で勉強できるのはこの学院のメリットと感じました。
原則として無認可校は生徒には勧めませんが、将来、映画関連業界で活躍したいという生徒には紹介し、この学院に入学した生徒もいます。

2月18日から最後の卒業生による作品上映や公演、特殊メイクの作品展示が行われており、20日の午前中、調布市文化会館たづくりで開かれている特殊メイクの作品展示だけ見てきました。大変手のこんだ作品が多く、2年間でこれだけのものが製作できるのに驚きました。

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映画も見たかったのですが、午後は用事があったので、見ることができなかったのが残念に思っています。

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