池上線開業90周年

『東京新聞』10月4日付朝刊に「池上線90歳 思い出乗せ」という記事が出ていました。
1922(大正11)年10月6日に池上電気鉄道により蒲田-池上間が開通してから90年が経つことから、池上線を舞台にした歌謡曲「池上線」(1976年)をヒットさせた歌手・西島三重子さんや、池上駅近くで洋菓子店を営む榎本真大さん、「池上地区まちおこしの会」会長の樋口幸雄さんの池上線にまつわる思い出が語られています。

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『東京新聞』10月4日付朝刊

池上線は、池上本門寺参詣客の輸送を目的に蒲田駅から池上駅まで開業したのが始まりと言われています。その後、じょじょに延伸して1928(昭和3)年に五反田駅まで開通し、現在は10.9Kmの路線に15駅があります。
1934年、池上電気鉄道は東急(東京急行電鉄)の前身、目黒蒲田電鉄に吸収合併されました。

亡くなった父からは、1923年に末広駅(現在の久が原駅)が出来るとき、久が原付近は畑ばかりで、もっと私の家(実家)に近いところに駅が出来るはずだったが、農家の反対があっていまの場所に駅が出来ることになった、と聞いたことがあります。

大田区久が原に生まれ育った私にとって、池上線は最も身近な電車でした。池上線に始めて乗った記憶があるのは、小学生の頃、蒲田まで母や父に連れられて買い物に行ったこと、蒲田駅前に大きな街頭テレビがあって大勢の人が集まってテレビを見ていたことです。1952、3年の頃だと思います。
高校生・大学生になってからはほぼ毎日、通学で久が原駅から五反田駅まで池上線を利用しました。
まだその頃は、現在のようなステンレス車ではなく、紺色と黄色のツートンカラーの木造の電車でした。

すでに大田区で過ごした期間より三鷹で過ごす期間の方が長くなりましたが、座席から窓ガラス越しに外の風景を眺めていた子どもの頃が懐かしく思い出されます。

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