フォーラム「今こそ問われる大学の使命」
12月11日、朝日新聞社主催の大学トップマネジメントフォーラム2011「今こそ問われる大学の使命~変容する社会とこれからの人材育成~」が品川インターシティホールで開かれ、参加してきました。
品川駅の港南口は再開発で大きく変わっていますが、品川インターシティに行ったのは3年ぶりになります。
ビルの谷間にある広場の木々は色づいていました。
フォーラムのプログラムは、前半は辻野晃一郎氏(アレックス株式会社社長)による基調講演「チャレンジ精神をはぐくむ大学教育への期待」、後半は、「社会を支える大学の力」をテーマに8大学の学長によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッション バネリスト;中島三千男氏(神奈川大学)、楠見晴重氏(関西大学)、福原紀彦氏(中央大学)、藤嶋昭氏(東京理科大学)、竹村牧男氏(東洋大学)、増田壽男氏(法政大学)、納谷廣美氏(明治大学)、鎌田薫氏(早稲田大学) コーディネーター;山上浩二郎(朝日新聞社
辻野氏の講演は、急速なグローバル化の進展により、地球的規模で考えないと解決できない課題ばかりとなっていること(食糧問題、環境問題、エネルギー問題、世界同時不況など)、産業界でもあらゆる産業界で再定義が進んでおり、変わらないと瞬時に淘汰される時代になっていること、そこではイノベーションを生み出す人材が必要となっており、そのような人材育てるのが大学の役割であるというものでした。そして、大学への期待として、大学自身が国際競争力を意識すること、地球目線を養うこと、チャレンジマインドを涵養すること、単なる知識の詰め込みではなく地頭を鍛えること、言語を含めたコミュニケーション能力を高めることなどを要望したものでした。
辻野氏は、すべての大学にイノベーションを生み出す人材の育成を期待したのではなく、旧帝大や早慶上智理科大などブランド大学に対する期待だと思いますが、多様化した大学の現状をふまえた提言をすべきだと感じました。
パネルディスカッションは、「東日本大震災と大学」、「大学の国際化」、「大学と就職」の3つのキーワードをもとに、各学長から大学の取り組みや意見を話してもらうかたちで進められました。
大震災と大学では、被災者の学生への学費減免や奨学金などによる支援、学生・教職員によるボランティア活動による支援などはどの大学でも共通して取り組まれ、ボランティアに参加した学生は被害地を直接見て、被災者から感謝されるという体験を通して大きく変わり成長していっていることが報告されました。同時に、大学のもっている資源、たとえば神奈川大学の常民研究所が気仙沼の水産関係資料の補修に協力したり、中央大学が法律相談の前提になるニーズ調査を行うなどの取り組みは、大学の社会貢献という意味でも興味深い取り組みだと思いました。
大学の国際化では、東京大学が打ち出した秋入学の問題については、どの学長も慎重な意見でした。留学生の受け入れと送り出しについては、各大学の現状が報告されましたが、大学が国際水準の研究拠点にならないと入学生も来てもらえないという法政大学や早稲田大学の学長の発言が印象に残りました。
大学と就職の問題については、各学長とも、就活の早期化が学業の妨げになっており、しっかりした人間を育てる大学を評価した採用活動を企業に求める意見で共通していました。
8大学とパネリストが多かったので、各大学の現状や取り組み状況を紹介するだけで終わってしまったので、大学数を減らし、学長同士で議論をたたかわせたり、フロアとも質疑応答をするようなものにしていく必要があると思いました。
品川駅の港南口は再開発で大きく変わっていますが、品川インターシティに行ったのは3年ぶりになります。
ビルの谷間にある広場の木々は色づいていました。
フォーラムのプログラムは、前半は辻野晃一郎氏(アレックス株式会社社長)による基調講演「チャレンジ精神をはぐくむ大学教育への期待」、後半は、「社会を支える大学の力」をテーマに8大学の学長によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッション バネリスト;中島三千男氏(神奈川大学)、楠見晴重氏(関西大学)、福原紀彦氏(中央大学)、藤嶋昭氏(東京理科大学)、竹村牧男氏(東洋大学)、増田壽男氏(法政大学)、納谷廣美氏(明治大学)、鎌田薫氏(早稲田大学) コーディネーター;山上浩二郎(朝日新聞社
辻野氏の講演は、急速なグローバル化の進展により、地球的規模で考えないと解決できない課題ばかりとなっていること(食糧問題、環境問題、エネルギー問題、世界同時不況など)、産業界でもあらゆる産業界で再定義が進んでおり、変わらないと瞬時に淘汰される時代になっていること、そこではイノベーションを生み出す人材が必要となっており、そのような人材育てるのが大学の役割であるというものでした。そして、大学への期待として、大学自身が国際競争力を意識すること、地球目線を養うこと、チャレンジマインドを涵養すること、単なる知識の詰め込みではなく地頭を鍛えること、言語を含めたコミュニケーション能力を高めることなどを要望したものでした。
辻野氏は、すべての大学にイノベーションを生み出す人材の育成を期待したのではなく、旧帝大や早慶上智理科大などブランド大学に対する期待だと思いますが、多様化した大学の現状をふまえた提言をすべきだと感じました。
パネルディスカッションは、「東日本大震災と大学」、「大学の国際化」、「大学と就職」の3つのキーワードをもとに、各学長から大学の取り組みや意見を話してもらうかたちで進められました。
大震災と大学では、被災者の学生への学費減免や奨学金などによる支援、学生・教職員によるボランティア活動による支援などはどの大学でも共通して取り組まれ、ボランティアに参加した学生は被害地を直接見て、被災者から感謝されるという体験を通して大きく変わり成長していっていることが報告されました。同時に、大学のもっている資源、たとえば神奈川大学の常民研究所が気仙沼の水産関係資料の補修に協力したり、中央大学が法律相談の前提になるニーズ調査を行うなどの取り組みは、大学の社会貢献という意味でも興味深い取り組みだと思いました。
大学の国際化では、東京大学が打ち出した秋入学の問題については、どの学長も慎重な意見でした。留学生の受け入れと送り出しについては、各大学の現状が報告されましたが、大学が国際水準の研究拠点にならないと入学生も来てもらえないという法政大学や早稲田大学の学長の発言が印象に残りました。
大学と就職の問題については、各学長とも、就活の早期化が学業の妨げになっており、しっかりした人間を育てる大学を評価した採用活動を企業に求める意見で共通していました。
8大学とパネリストが多かったので、各大学の現状や取り組み状況を紹介するだけで終わってしまったので、大学数を減らし、学長同士で議論をたたかわせたり、フロアとも質疑応答をするようなものにしていく必要があると思いました。

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