「天国からのエール」

8日の土曜日、渋谷の「ヒューマントラストシネマ渋谷」へ行き、阿部寛主演の映画「天国からのエール」を観てきました。

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「天国からのエール」は、沖縄本島の小さな町、本部町を舞台に、弁当屋を営みながら、ミュージシャンを夢見る高校生たちのためにスタジオを作り、無償で貸し出し、サポートし続けた仲宗根陽(なかそねひかる)さんという実在した人物の物語です。サポートの試みが軌道に乗り始めたころガンが再発し、42歳で他界してしまいます。

最初は陽に距離を置いていた子どもたちが、陽を「ニイライ」と慕い、陽の支えのもとで人間的にも成長を遂げていく様が描かれています。全身でぶつかってくる陽の生き様は、地域の大人とのふれあいが希薄な時代に生きる子どもたちの心を大きく揺さぶったことがわかります。

阿部寛は、主人公「陽」を演じることになったとき、当初は「フィクションのような錯覚を覚えた」という。その違和感を解消したくて家族や知人たちの話を自ら聞いて回り、浮かび上がったのは、相手が誰であれ真正面から徹底的にかかわろうとする武骨な男の姿だったとし、「人との関わり方がね、僕の予想を超えて、はるかに濃いんですよ。もう、全身全霊というのかな」と語っています(「実在の人 表現する重み」『朝日新聞』be、2011年9月30日付朝刊)。
そんなふうに関わってくれる大人の存在である主人公を見事に演じきっていました。

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『朝日新聞』be、2011年9月30日付朝刊より

映画に出てくる風景に、本部港から見える伊江島の風景がありました。
修学旅行でエメラルドグリーンの瀬底ビーチから眺めた伊江島の姿がとてもきれいだったのを思い出しました。

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瀬底ビーチにて

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