沖縄修学旅行

昨年まで在職していた桜華女学院の沖縄修学旅行の様子がホームページにアップされています。
ことしは3月8日~12日の4泊5日で実施されました。

ホームページから様子をうかがうかぎりでは、次のような行程でおこなわれたようです。
1日目 羽田空港~那覇空港~沖縄修学旅行ワールド
2日目 タクシーによるグループ行動、国際通り散策
3日目 体験学習(ホェールウォッチングコース、離島[伊江島]散策コース、海洋生物コース、歴史散策コース)
4日目 今帰仁城~美ら海水族館
5日目 首里城公園~那覇空港~羽田空港  *5日目はホームページには様子がアップされていないので推測です。

行程をみれば、観光を中心とした修学旅行になり、ガマでの暗闇体験を含めた平和学習は組み込まれていないことがわかります。


私が学年主任であったときに初めて沖縄への修学旅行が実現しました。1994年3月のことです。それ以来、昨年3月まで、ガマでの暗闇体験を含めた平和学習をしてきました。また、学年によっては、グループ行動のときに、テーマを決めて沖縄の方々にインタビューをしたり、レクチャーを受ける取り組みを取り入れるなど、観光旅行では得られない体験を組み入れた修学旅行を実施してきました。

以下の写真は2005年3月の修学旅行のときの様子です。

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県立平和祈念資料館「証言の部屋」

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轟の壕

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元ひめゆり学徒隊・上原当美子さんの講演

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ひめゆり平和祈念資料館

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ひめゆりの塔前での慰霊の集い

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フィールドワーク・名護農業試験場

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グループ行動・美ら海水族館

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お別れの集い

航空機の利用が可能になったとき、修学旅行の行き先を沖縄にした理由を、私は次のように書いたことがあります。

とくに沖縄での平和学習にこだわったのは、住民を巻き込んでの激しい地上戦となった沖縄は、広島や長崎とは違ったかたちで、あの戦争が何であったかを圧倒的な迫力で語りかけてくれる戦跡と証言があること、しかも、私たちが生きている現在が本当に平和なのかを問いかける広大なアメリカ軍基地が存在し、日本の過去と現在の縮図を学ぶことが出来るからである。(「沖縄戦から『平和』を学ぶ旅」『修学旅行読本』高文研、1995年)

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昨年の修学旅行では、琉球放送の取材を受けました。そして2010年年4月24日、テレビ朝日の番組「人間、発見力」で、事前学習の様子、元白梅学徒隊の方の講演や平和ガイドの上原幸典さんが轟の壕で生徒たちに説明する様子が放映されました。


それから1年。
小林節慶大教授が校長になり、学校の体制が変わるとともに修学旅行のあり方も変わってしま、残念でなりません。

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