日本版フェアトレード
朝日新聞編集委員の竹信三恵子さんが、『朝日新聞』9月7日付朝刊の「記者有論」欄で、「日本版フェアトレード」を提案していました。
働きやすい環境へ努力する会社の製品を優先して買い、「お客様のため」と、働き手に無理を強いる企業に、顧客の側から待ったをかける活動をしようという提案です。
竹信さんの『ルポ 雇用劣化不況』(岩波新書)には、(1)事故を隠すために社員を箱詰めにして工場の敷地外に出して「無事故記録」を更新し、労災を隠すために派遣社員の医療費を自己負担させた鉄鋼企業、(2)パックツアーの低価格化が進み、人件費削減のために立場の弱い派遣の添乗員に仕事の負担を強いる旅行会社、(3)年間3000時間の労働時間にもかかわらず年収は約300万円、店長であることを理由に残業代も払わずに長時間労働を強いるコンビニチェーン、など先進国とは思えない働き方が告発されています。
不況のもとで賃金が下がり、安さを求める消費者が増え、低価格競争で人件費抑制が進んでいます。そのことが自らも労働者であるはずの消費者が、働き過ぎに拍車をかける要因にもなっています。
こうした状況だからこそ、「働き手に優しい企業」の商品を選ぶための情報提供のネットワークをつくること、各自が、消費行動の基準の1つに、「働き手の尊重」を取り入れるという「日本版フェアトレード」を広げていくこと、という竹信さんの提案に、賛同したいと思っています。
働きやすい環境へ努力する会社の製品を優先して買い、「お客様のため」と、働き手に無理を強いる企業に、顧客の側から待ったをかける活動をしようという提案です。
竹信さんの『ルポ 雇用劣化不況』(岩波新書)には、(1)事故を隠すために社員を箱詰めにして工場の敷地外に出して「無事故記録」を更新し、労災を隠すために派遣社員の医療費を自己負担させた鉄鋼企業、(2)パックツアーの低価格化が進み、人件費削減のために立場の弱い派遣の添乗員に仕事の負担を強いる旅行会社、(3)年間3000時間の労働時間にもかかわらず年収は約300万円、店長であることを理由に残業代も払わずに長時間労働を強いるコンビニチェーン、など先進国とは思えない働き方が告発されています。
不況のもとで賃金が下がり、安さを求める消費者が増え、低価格競争で人件費抑制が進んでいます。そのことが自らも労働者であるはずの消費者が、働き過ぎに拍車をかける要因にもなっています。
こうした状況だからこそ、「働き手に優しい企業」の商品を選ぶための情報提供のネットワークをつくること、各自が、消費行動の基準の1つに、「働き手の尊重」を取り入れるという「日本版フェアトレード」を広げていくこと、という竹信さんの提案に、賛同したいと思っています。
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