ビュクリュカレ遺跡見学

カマン・カレホユック遺跡を見学したあと、アナトリア考古学研究所の食堂で研究所のみなさんと一緒に昼食をとりました。
昼食後、中近東文化センター附属日本アナトリア考古学研究所の研究棟、会議棟を見学しました。研究所は1998年に設立され、2009年に研究棟、会議棟、宿泊棟、収蔵庫からなる研究施設が完成したものです。

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午後は、クルッカレ県カラケチリ村にあるビュクリュカレ遺跡を松村公仁さんの案内で見学しました。バスを降りて、ひまわり畑の中を歩いて登っていきました。そこは、クズルウルマック川の西岸に切り立つ岩山上にある遺跡で、遺跡はさらにその岩山の北から西に広がる広さ500m×650mの下の町からなる遺跡だそうです。
岩山を頂上から掘り下げた発掘調査では、ヒッタイト帝国時代(紀元前1400年~前1200年頃)のものと見られる、火災で焼失した建物跡や高さ7.5mを超す巨大な壁の遺構が発見されたとのことです。
ここは東西の交通の要衝にあり、大火災の跡は、この都市が戦乱によって滅んだことを示す可能性が高く、ヒッタイト時代の都市構造が解明できるとともに、帝国滅亡の手がかりがつかめるかもしれない遺跡だということです。

ひまわり畑の道を上ってきたときにあった石畳の道は、松村さんによれば、アケメネスの王の道の一部ではないかと説明してくれました。

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