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zoom RSS 北島角子さんのこと

<<   作成日時 : 2017/04/14 00:32   >>

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沖縄戦や沖縄戦後史を題材に、平和の尊さを伝える一人芝居などで活躍してきた女優の北島角子(すみこ)さんが4月9日に亡くなったことを知りました。85歳でした。

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北島角子さんの芝居(修学旅行で、1994年3月9日)

私が高校に在職していたとき、1994年3月のことですが、学年主任をしていて、修学旅行で本校では初めて沖縄への修学旅行を実施しました。その4日目、沖縄での最後の夜、かりゆしビーチリゾートの大きなホールで、学年委員会の生徒が中心となって〈おわかれの集い〉を開きました。
その集いにお呼びしたのが、沖縄芝居の第一人者・北島角子さんとメッセージシンガーの会沢芽美さんでした。

北島さんの一人芝居「命」は、沖縄戦の体験を通して命の大切さ(ヌチドゥタカラ=命こそ宝)を訴えたものでした。また、北島さんと会沢さんの芝居と歌による構成劇「もうひとつのせんそう」は、沖縄戦のさなか壕の中でわが子を殺さねばならなかった大城志津子さんの証言を題材にしたものでした。生徒たちに戦争の惨たらしさと命の大切さを考えさせ、静かな感動を与えました。
北島さんと会沢さんの芝居と歌は予定を30分ほどオーバーする熱演でした。

芝居の始まる前に、北島さんと会沢さんにお目にかかり、沖縄の暮らしと文化、沖縄現代史について、修学旅行の事前学習レポートをまとめた冊子と、文化祭で学年全員で製作した卵の殻による貼り絵「首里城」のテレホンカードを差し上げました。そのとき北島さんは、「事前学習レポート」とテレホンカードを見て、生徒たちがどんな思いをもって沖縄にきているか、その取り組みに一様に驚いていました。

ごく短時間、お話をしただけでしたが、温厚な人柄のなかに芯をもった人であることを感じとることができました。
その後、北島さんをお招きする機会はありませんでしたが、忘れ得ぬ女優の一人となりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。



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