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zoom RSS 第三者評価フォーラム福岡会場

<<   作成日時 : 2017/03/03 15:40   >>

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「職業実践専門課程」の第三者評価フォーラム2017福岡会場が2月28日に福岡市のアクロス福岡で開催され、委員の一人として発言依頼があり、出席してきました。

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このフォーラムは、文部科学省の委託事業として取り組まれている職業実践専門課程における第三者評価の仕組みのあり方や、11分野で試行されている第三者評価の取り組み状況や課題を明らかにするために開かれたものです。すでに同じフォーラムは仙台、大阪、東京で開かれており、今回が最後のものでした。

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当日のプログラムは、次の通りでした。
1.開会挨拶 岩本 仁氏(福岡県専修学校各種学校協会・会長)
2.基調報告 「専門学校における質保証と職業実践専門課程」 星川 正樹氏(文部科学省専修学校教育振興  室室長補佐)
3.各分野における第三者評価の検討状況等
  ・「動物系職業実践専門課程における第三者評価と評価者養成の実践と検証」 坂元 祥彦氏(宮崎ペット    ワールド専門学校・校長)
  ・「情報系3専門学校の卒業生調査と学修成果の検証」 古賀 稔邦氏(日本電子専門学校・校長)
4.「職業実践専門課程の質保証と第三者評価の仕組みの在り方」 関口 正雄氏(東京メディカル・スポーツ専  門学校・校長)
5.意見交換
  テーマ「分野横断的な第三者評価の仕組み構築と今後の展開」 
    星川正樹氏、工藤一彦氏(日本技術者教育認定機構・業務執行理事)、山野晴雄(多摩地区高等学校進    路指導協議会・顧問)、関口正雄氏、坂元祥彦氏、古賀稔邦氏

基調報告と関口校長の報告は、2月13日に開催された東京会場での報告内容と同じものでした。
古賀校長の報告は、情報系の専門学校卒業生の2006年卒、2010年卒、2014年卒に対する調査で、「就業状況」「雇用形態」「従業員数」「賃金」「企業内における評価」などの面での卒業生の初期キャリアの状況を明らかにしたもので、興味深いものでした。教育の有用性(学修成果)について、「就職支援」と「基礎的能力の獲得」が高い評価で、「人間性(人格)形成」は低い評価となっていること、専門学校の有用性は経年で減少傾向にあること、重回帰分析により教育充実度と有用性(学修成果)との関係が確認できたことなどが明らかにされました。
第三者評価では、学修成果は評価項目の中で重要な項目の1つとなっており、専門学校が卒業生に対する調査を行い、卒業生がどのようなキャリアを形成しているのかを通して学修成果をみることが今後求められるだけに、この調査は先行事例の1つとなるものと思いました。

意見交換では私は、高校側の立場から、高校教員の間での職業実践専門課程に対する認知度はそれほど高くないこと、認定校が優良な学校群として学校選択の指標になり得ていないこと、情報公開も不充分な学校が少なくないこと、などを指摘した上で、「これからの専修学校教育のあり方検討会議」でも情報公開について認定後の公開義務を告示に位置づけることや実効的な第三者評価の導入も検討されていることを踏まえ、実践的な職業教育の更なる充実・向上に努めるとともに、第三者評価を実施し、積極的に情報公開を行うことを通して、教育の質保証、説明責任を果たすことが、専門学校の社会的評価を高め、高校側の信頼を得ていくことにつながるのではないかもと発言しました。

私は、私立専門学校等評価研究機構の依頼を受けて、文科省の委託事業である「「職業実践専門課程」の各認定要件等に関する先進的取組の推進」事業の1つ、「第三者評価の仕組み構築委員会」の委員の一人として、「職業実践専門課程における分野横断的な第三者評価の仕組み」の構築に関わらせていただいています。今後も、専門学校における第三者評価の問題に注目していきたいと思っています。

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