三鷹の一日

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zoom RSS 日本民芸館に行く

<<   作成日時 : 2016/09/30 23:30   >>

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日本民芸館に行ってみたい、という妻の誘いで、9月29日、一緒に井の頭線・駒場東大前にある日本民芸館に行ってきました。
日本民芸館が1936(昭和11)年に設立されてから80年を迎えることから、「創設80周年特別展 柳宗悦・蒐集の軌跡−日本の工芸を中心に−」展が開催されていました。

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『白樺』時代から晩年まで、生涯にわたって「信と美」を追求し続けた収集家としての柳に注目し、そのコレクションを展示されていました。
私が関心を持っていたのは、柳と朝鮮との関係で、朝鮮の陶磁器を直に見ることができ、また、「三・一独立運動」で朝鮮民衆が弾圧された中で、1920年に発表した「朝鮮の友に贈る書」の原稿が展示されていて見ることができて、よかったと思っています。

柳宗悦は、学習院高等科から東大在学中に、同人雑誌グループ「白樺」に参加、生活に即した民芸品に着目して「用の美」を唱え、民芸運動を起こしました。そして1936年に、目黒区駒場に日本民芸館を設立したことで知られています。

私が柳のことを知ったのは、金原左門先生から依頼があり、図説『民本主義の時代』(図説昭和の歴史2、集英社、1979年)の写真のキャプションのお手伝いをしたとき、「白樺」派について調べたのが最初でした。同じ頃、金原先生の編著『地方デモクラシーと戦争』(地方文化の日本史第9巻、文一総合出版、1978年)に「教育県・長野」を執筆する機会があり、その中で山本鼎の提唱による農民美術運動について触れましたが、この農民美術運動に対して柳が、「外国好みの洋画家が、外国の農民美術から美しいと思ふものを選んで、日本の田舎の青年達に模作させてゐる」もので、「田舎から必然に生まれ来る農民の作品ではなく」、「一種の異国趣味が附きまとってゐる」と批判している(『民と美』1954年)ことを紹介したことがあります。

そんなことを思い出しながら、柳のコレクションを見て回りました。

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