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zoom RSS 「職業実践専門課程」の第三者評価フォーラム

<<   作成日時 : 2016/02/05 18:34   >>

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「職業実践専門課程」の第三者評価フォーラムが2月4日、アルカディア市ヶ谷で開かれ、参加をしてきました。

現在、「職業実践専門課程」に認定されている専門学校の中で、文部科学省の委託事業として、ファッション、情報・IT、美容、柔道整復師、介護福祉士など11分野でコンソーシアムが作られ、第三者評価の取り組みが行われています。その取り組みの中間的な総括をするためにもたれたのが、このフォーラムです。

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プログラムは、次の通りでした。
・基調報告 「職業実践専門課程における第三者評価の在り方の検証の方向性」 白鳥綱重(文部科学省専修学校教育振興室長)
・各コンソーシアムからの報告
@情報・IT分野 植田威(学校法人岩崎学園)
A美容分野 川島鋼太郎(ハリウッドビューティ専門学校)
B柔道整復師養成分野 真崎裕子(私立専門学校等評価研究機構)
・「職業実践専門課程の標準的な第三者評価システムの論点と方向性」 関口正雄(私立専門学校等評価研究機構)
・論評、意見交換
川口昭彦(大学評価・学位授与機構名誉教授)、前田早苗(千葉大学教授)

白鳥室長の基調報告は、(1)専門学校が実践的な職業教育を行う高等教育機関として、設置認可後も学校の教育活動について自己評価、学校関係者評価を通して改善を図るというPDCAサイクルをしっかり回していることで内部質保証を担保するとともに、自己評価、学校関係者評価を情報公開することが大切であるが、現状は、義務化されている自己評価、努力義務の学校関係者評価を実施、公開している学校はそれほど多くないこと、(2)専門学校の質保証が担保されていない現状をふまえ、職業教育に着目した第三者評価システムの在り方を検証するために、11分野で職業実践専門課程に認定された学校で検証を進めていること、(3)第三者評価では、質保証・向上のための手段であり、学校評価は専門学校にとっても時代の要請であること、専門学校が社会で信頼を勝ち得ていくためにも取り組む必要があること、を説明したものでした。

そのあと11分野で取り組まれている第三者評価の実施状況について、情報・IT分野、美容分野、柔道整復師養成分野から、それぞれ報告がありました。

関口さんは、現在、文部科学省の委託を受けて検討を進めている、職業実践専門課程の第三者評価システム構築委員会での議論の論点と方向性を紹介しました。その中で関口さんは、職業実践専門課程ができたにもかかわらず、2年連続で取り消しとなった学校があり、様式4をホームページで公開が義務づけられているにもかかわらずしていない学校があるなど、問題が指摘されており、全専各連でも情報公開を含め職業実践専門課程の質の充実を図る標準を示しているが、専門学校自身が専門学校全体の信頼に穴を開けないように、時代の要請としても、自主的に第三者評価を分野ごとにやり、説明責任を果たし、信頼を得ていくことが大事であることを説かれ、その上で、第三者評価の位置づけ、評価システムの構造、評価基準、評価方法、評価機関の各検討項目について、論点と方向性を説明されました。

論評の中で川口さんは、第三者評価は何のために行うのかを説明され、重要なのは各学校の教育活動に対するアカウンタビリティ(説明責任)であること、学習者の立場に立ち学修成果を評価することが課題となっていることを強調されていました。

私も、柔道整復師養成分野の第三者評価委員会と、第三者評価システム構築委員会に委員として関わっており、高校側の立場から、専門学校の教育の質保証・充実を図るために意見を述べさせてもらっています。
このフォーラムで、先進的取り組みとして進められている専修学校職業実践専門課程での第三者評価の取り組みの状況、標準的な第三者評価システムの方向性を、改めて理解することができ、よかったと思っています。




 

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