三鷹の一日

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zoom RSS 模擬授業に出講する

<<   作成日時 : 2015/12/17 23:07   >>

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都立東久留米総合高校がキャリア教育の一環として実施している高校1年・2年生を対象にした模擬授業体験「キャンパスクルソー」が12月17日、同校で行われ、「教育」の分野で授業をしてきました。

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模擬授業には18大学が参加、生徒は、その中から希望する講座を受講するものですが、私の授業には19名が参加をしていました。授業の始めに挙手してもらったところ、その大半の生徒が教員希望か、教員に興味・関心を持っているということで、この講座を受講したことがわかりました。

模擬授業では、「教育学」の学問領域と教員養成について説明をしたあと、授業のテーマである「ネット依存といじめ問題を考える」をレジュメをもとに、スマホなどのモバイル機器は、友だちとの人間関係を円滑に維持していくための必須のツールとなり、常時接続へのプレッシャーが強まり、人間関係について過剰に気を遣うようになっていること、そして価値観の多様化した世界の中では、各自の意見をぶつけ合う方向にではなく、互いに譲り合い、他者の評価を気にしながら、できるだけ価値観が似通った人だけと確実な関係を維持しようとする傾向が見られること、そのような人間関係の中では、ちょっとした違いでいじめの標的になってしまい、今日のいじめは、どこにでも誰にでも起こりうる問題となっていることを話しました。
途中で、ネット依存の診断や、グループをつくり、「常時接続」の時代において、友だち関係を考えたときのメリット、デメリットはどこにあるのか、意見を出し合い、リーダーにどんな意見が出たかを発表してもらいました。

生徒からは、次のような感想がありました。

1つは、教育の学問領域の広さが分かったという反応です。
・一口に教育といってもたくさん種類があり、幅広いことがわかりました。教師が生徒に教えるのが教育だと思っていたけど、親から子どもへも教育していることに気づきました。
・教育と言ったら教師というイメージが強かった。教育学の各分野がこんなに多いとは思わなかった。

2つは、テーマの「常時接続」時代の中での友だち関係に関する感想です。
・友だち関係について深く考えさせられる授業でした。表面だけの付き合いでなく、より多くの人と深い関係を築くことができるように、これからの生活を送っていきたいと思いました。それが今後の人生で自分の糧になったり、自分を支えてくれる存在になると思いました。
・最近はネットでの関係が多いですが、もめごとになら内容に気をつけていきたいなと思いました。周りに合わせて動くだけでなく、しっかり自分の意見を言えるようになりたいです。私はあまりネットでのトラブル、友だち関係が崩れるといったようなことはないのですが、もし起きてしまった場合、自分で防げることは自分で防いでいきたいです(いじめ、陰口等)。
・ネットのいじめや、現在の子どもの友だち関係は今、社会でも問題になっているものなので、今日の講義で現状を知れたことは良かったです。私は、仲良しと自分では思っていて信頼をよせていたグループから突然、はずされて、つらい思いをした経験があります。こういった思いをする子どもたちが減ってほしいし、わたしもまだ学生という立場にあるので、身近にいる友達が悩んでいたら助けたいと思いました。
・ネットと人間関係について考えて、今回知ったことはけっこう自分とあてはまるところが多かったと思いました。周りの目や周りの評価を気にしてしまうのは、自分に自信がないからだと思います。私はもっと自分に自信をつけて、周りの目なんかどうでも良いと思える心を持ちたいと思いました。
・僕は中学生の時、周囲に合わせて周りの顔色をうかがい、周囲に合った自分をつくって生活していました。正直言って大して楽しいものではありませんでした。なので、高校生になってからは、そんなことはないように生活しているし、誰かに会わせることもしていません。それにより、自分的にはかなり気分は悪いものではありませんが、正直言って友達も少ないし、浮いた存在になりました。その事でイヤだとは思わないのですが、あいつ1人でいるとか思われているのは気づいているし、少し嫌です。無理に合わせず自分でいるのも大事だと気づいていますが、人と関わることも重要なことであるので、もっと上手に人と関わろうと、今日の講義を聴いて思いました。

3つは、将来、教員になりたいとの気持ちを書いたものがありました。
・本来の人間関係を考えていくうえで、現代の中高生のネットとの向き合い方やいじめなどの問題を考えることができました。大人になって教育する立場になったとき、どう教えて、どう育てるかをちゃんと考えられるようになりたいです。
・人間関係を含めて教師は、まだ未熟な子どもたちを育てていかなくてはならない。逆に言えば、子どもたちの他者との関係で自分だけの考えや価値観を確立する、人生での重要な役割を担っていると思った。教師にとても興味が持てたし、自分の将来、人を教育する立場になってみたいと思った。

この授業をきっかけに、教員になりたいという生徒が増えたならば、うれしいことです。

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