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zoom RSS 職業レディネス・テスト、VRTカード

<<   作成日時 : 2015/10/30 15:20   >>

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今週の「進路指導論」の授業は、「生徒理解と自己理解」。
生徒理解と自己理解の意義と役割、個人理解のための資料の種類と内容、個人理解のための資料の収集・整備・活用について説明をしたあと、偏らない生徒理解と生徒の自己理解を深めるツールの1つとして進路指導に関わる諸検査について説明、紹介しました。

学生には、実際に職業レディネス・テストを実施した上で、その見方や活用の仕方について解説しました。
また、職業レディネス・テストの職業興味と職務追考の自信度に関する項目をそれぞれ1枚ずつのカードに印刷紙、短時間で使えるツールとして開発されたVRTカードを9名の学生にやってもらいました。

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学生からの感想には、次のようなものがありました。

1つは、職業レディネス・テストやVRTカードを取り入れていくとよいというもので、多くの感想に見られました。
・職業レディネス・テストの結果と自分自身が選択した就職先、自分自身の興味・関心、長所と考えている点が驚くほど一致していた。人生何が起こるか分からないが、社会人になるにあたり、まず方向性は間違っていないということがわかり、安心した。
 VRTカードなら、ゲーム感覚で生徒も職業について考え、自己理解を深められると思う。
 ただ、興味がある、自信がある、というのはあくまで自己判断なので、自分自身のことをよく知る人からの客観的な分析もしてほしいと感じる。主観と客観のずれを知ることも大切だと感じるからだ。
・職業レディネス・テストなるものを以前(高校生の時など)受検したときは、「本当にあたるのだろうか」と半信半疑であった。しかし、テストの仕組みがしっかりしており、職業理論に適合していることが今日の授業から分かった。だから、今後、生徒に指導する際にもしっかり使用していこうと思った。
 VRTカードで、人と向き合いながらすすめていくというのも面白いと感じた。回答用紙に一人で向き合うよりも手軽にでき、生徒の個性に応じて使用していけるのではないかと考えた。進路、職業選択というのは、一人で考えていると悩みやすい、だから、このようにオープンにできるのは非常に使える手段だと思う。積極的に取り入れてみたいと感じた。

2つは、職業レディネス・テスト、VRTカードの質問形式の問題点を指摘したものです。
・適性検査を自ら分析したことがなかったので、興味深い経験をすることができたと思います。この検査で気になった点が2つあります。1つめはA、C検査において、6つの領域の問題が6問ごとに配置されている中で、6問ごとに似たような領域の質問が載せられているのに気づいてしまったことです。2つめは、A、C検査の問題が全く同じだったので、何となくA、Cの回答の対応を気にしてしまったことです。
・レディネス・テストのような形式の検査ははじめてなので、かなり新鮮でした。ただ、このテストは、アンケート用紙に整理欄が記載されているため、何となくどの問いがどのような領域か分かってしまうのは難点かなとは思いました。生徒が社会的望ましさから意識的に応えないような工夫が必要だなと感じます。その点でVRTカードのような考える暇を持たせずに応えさせる方法は効果的だと思いました。

3つは、検査の活用にあたっての注意点を指摘したものです。
・私は周囲から、真面目でコツコツ年ごとをこなすタイプなので、事務員などが向いていると言われることが多いのですが、私自身の感情としては単調な仕事にはあまり興味がなく、どちらかというと人と接することに興味があります。それが職業レディネス・テストの結果にも顕著に表れていました。あまり意外な結果にならなかったように思います。自分の適性を知れたりするのは興味深く、将来の参考になります。
 高校のときにもこういった適性検査というものはなされていましが、多忙を理由に結果に気をとめることは少なかったように思います。今日の講義にもあったように、結果をきちんと分析し、フィードバックをすることが大切なのだと改めて思いました。
・さまざまな検査方法を学びましたが、先生がおっしゃったように、この結果がすべてではないということを頭に入れなければならないと思いました。そして、精神的に落ち着いた状態で本来のその姿を反映できるようにしなければならないという点に関しては、なかなか難しいと感じました。「検査」と言うだけでもかなり心理的圧迫感があるため、普段の様子もきちんと把握しておき包括的なとらえ方ができるようにしなければならないと思いました。また、フィードバックの必要性も理解でき、自分も結果を見るだけでなく、それに基づいた考察をしなければならないと気がつきました。

学生の中には、検査の結果について、「やりたいこと、あこがれることと、実際に自信があることの間に乖離が自分の中で消化できない」と書いていた学生がいましたが、周囲の人の意見も参考にしながらも、最終的には学生自身が書いているように「自分の意思で決断するしかない」と思います。

いずれにせよ、教職に就いたときに、このような心理検査があり、進路指導のさいに活用できる機会があれば、使ってほしいと思っています。

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