三鷹の一日

アクセスカウンタ

zoom RSS 専修学校制度制定40周年記念式典

<<   作成日時 : 2015/07/18 21:17   >>

トラックバック 0 / コメント 0

専修学校制度が法制化されて40周年を迎えたのを記念して全国専修学校各種学校総連合会(全専各総連)は7月10日、東京のアルカディア市ヶ谷で専修学校制度制定40周年記念式典と記念祝賀会を開催しました。

画像
写真・専門学校新聞社提供

1975年に学校教育法の一部改正が成立、翌年4月から専修学校制度が発足しました。制度発足当時は893校であった専修学校は、2014年には3205校となり、在籍者は約66万人になっています。
1995年には一定要件を満たした専門学校の修了者には「専門士」の称号が付与され、98年には「専門士」の称号を付与された学生には大学編入が認められるようになりました。また、2005年には一定の要件を満たした4年制の専門学校修了者に「高度専門士」の称号を付与、大学院への入学資格も認められるようになりました。
さらに2014年には、新たな枠組みの先導的試行として文部科学大臣認定の「職業実践専門課程」がスタートし、関係業界と連携した実践的な職業教育の取り組みが始まりました。そして現在、教育再生実行会議や文科省の有識者会議の提言などを受けて、中央教育審議会に「新しい実践的な職業教育の高等教育機関」の生徒かを検討する特別部会が設置され、審議が進められています。

式典では、小林光俊・全専各総連会長の挨拶や下村博文文部科学大臣らの祝辞があったということですが、その中で、下村文科相は、専修学校がこれまで果たしてきた実践的な職業教育を高く評価したあと、新しい実践的な職業教育の高等教育機関については「平成31年度の開学に向けて(中教審で)着実に審議を進めて参りたい」と述べたということです。(『専門学校新聞』第434号、2015年7月15日)

専修学校制度が発足してから40年が経ちます。しかし、高校現場では、専門学校進学は、大学進学と就職の狭間におかれ、とくに大学全入時代になってからは、普通科高校を中心に大学進学に力を入れているのが現状です。行政の側も、東京都教育委員会が典型的ですが、大学進学指導重点校を指定し、大学進学に力を入れており、学校経営計画でも、大学進学の数値目標は書かせても、専門学校進学の数値目標を書かせることはまずありません。アカデミックな教育を上に、職業教育を下にみる評価が根強い日本では、専門学校の職業教育に対しても、社会のさまざまな分野で専門学校卒業生が活躍しているにもかかわらず、その評価は高くありません。新しい実践的な職業教育の高等教育機関が創設されれば、職業教育対する評価も見直されるものと期待されます。
専修学校制度40周年を機に、専門学校が取り組んでいる実践的な職業教育のさらなる充実を図り、情報公開を進めるとともに、その教育を社会に積極的に発信をしていってほしいと思っています。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
専修学校制度制定40周年記念式典 三鷹の一日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる